ツールを使用しないで、四本値データをダウンロードする方法と取引時間を実際の時間に変換する方法を説明します。
四本値データのダウンロード(1DataDownloadを手動で代替)
概要
日経225ミニ先物の各時間足及び日足の四本値をサイトからダウンロードする方法です。事前に「225Labo」へメンバー登録(無料)しておいてください。
手順
- 225Laboにログインします。
- トップメニューの「ダウンロード」をクリックします。
- 中ほどの「各種データ 無料ダウンロード」まで画面を下にスクロールします。
- 「日経225先物(mini)」をクリックして、ダウンロードページに進みます。
- downloadボタン(赤)をクリックして、必要なファイルをダウンロードします。
- ファイルはzip形式なので、ダブルクリックで開いた後、取り出して解凍します。
- 解凍されたファイルはブック形式で、それぞれのシートは時間足別です。
・手動で時間を変換する場合:ブック形式のままで、次に進んでください。
・ツールで時間変換する場合:使用するシートをcsv形式で保存してください。
ダウンロードしたブックを、csv形式で名前を付けて保存する際は、取引日足は「TD」に、営業日足は「BD」に、それぞれ名前の変更してください。
取引日を実際の日付に変換(2ConvertTimeを手動で代替)
概要
日経225の取引日(前営業日の16:30に始まる日付)を実際の日付(Actual Day)に変換します。225Laboからのダウンロードファイルで説明しますが、シートをcsv保存されたファイルでも同じ要領です。
手順
- 四本値データファイルをエクセルで開いた後、更に新規ブックを作成します。
- 変換する時間足シートのタブを新規ブックにドラッグ&ドロップして取り出します。
- 最初が寄付き(B列が8:45)となるように、上に余分な行があれば削除します。
- A列(日付)以外の列をすべて「Sheet1」にコピー&ペーストします。
- 最初のシート名を min に変更し、「Sheet1セルA2」に次の数式をコピー&ペーストで入力します。
=IF(AND(HOUR('min'!B2)>7,HOUR('min'!B2)<16),TEXT('min'!A2,"yyyy.mm.dd"),IF(AND(HOUR('min'!B2)=0,MINUTE('min'!B2)=0),TEXT(DATEVALUE(MID(A1,1,4)&"/"&MID(A1,6,2)&"/"&MID(A1,9,2))+1,"yyyy.mm.dd"),LEFT(A1,10)))&TEXT('min'!B2," hh:mm")
取引日足の場合はこちらです。シート名は day にしています。営業日足の場合は時刻を「08:45」に変更してください。=TEXT('day'!A1,"yyyy.mm.dd")&" 16:30")
- 数式が入力されたセル「A2」を、「A3」以下にオートフィルでコピーします。
・「A2」を選択した状態で、「Ctrl+c」を押してコピーします。
・次に、サイドスクロールバーで一番下の行まで移動させます。
・A列最後の行のセルで、Shiftキーを押しながら左クリックします。
・これでA列がA2以降全てハイライトされたら「Ctrl+v」でペーストして下さい。 - Sheet1に名前をつけて、CSV形式で保存してください。
ASTATで使用する場合は、ファイル名に接尾辞「_t」を追加してください。
結果
作成されたファイルの時間は、このように変換されます。

複数ファイルの場合は、先に結合してから変換してください。そうしないと寄付き前の最初のデータがあった場合、それぞれで欠落することになります。
- 投稿 更新